2025の春蒔きニンジンは順調に育っていってくれて、細かい除草も頑張っていたのですが虫害に遭い限りなく全滅に近い悲しい結果となりました(新規の畑Y3)
今回の2025の夏蒔きは、2024の夏蒔きで成功したSJで再び育てようと思います
2025/7中旬頃から採り始めた黒田五寸ニンジンの種を茎からほぐす
そしてそのまま芽出し開始(14:30〜)
自家採取種 12.9g
新たに購入した黒田五寸人参(両筑プランツショップ 通販) 3.4g
とにかく自家採取種はたくさんあるのでダメもとでたくさん芽出ししてみた
※ 今年も台風の雨を狙ったタイミングで芽出し開始
※ いつもの芽出しと同じように夜は水から上げてほぐす(日中だけ水に浸す)
発芽確認
自家採取した種が想像より遥かに早く発芽していて驚きました(購入種はまだ発芽せず)
もう畑に蒔きたいくらい芽が出ていたのですが台風により本日は断念、明日蒔くことにするため今日は水には入れず一日寝かします(ある程度乾かさないと蒔きづらいため)
SJに播種
1日蒔くタイミングが遅れたことですごく芽が伸びてしまった
前作:ジャガイモ、スナップ、ダイコンなど
購入種の方も少し芽が出ていたので蒔きました
自家採取種に比べると肉厚な感じがしました
そして種を保護してるものなのか「毛」みたいなものがない
前作:バジルとなんだったか
SJの中で比較的水っけのある場所に
※ 播種後各畝水をまく、今年も畝上には何も敷かない
※ 芽出しはできてるのでそこまで浅蒔きせず、乾燥防止のため気持ち深く蒔く
思ったよりたくさん発芽してくれたので嬉しくなり芽出ししたものは無計画に全て蒔いてしまいました(6、7畝)
今後も育てたい作物はあるのでこの先せっかく蒔いたニンジン畝をリセットしてしまうかもしれませんがきっとできないんだろうな、どうしようという感じです
芽の出方が早かった自家採取種の方はちらほらと地上に出てきてくれてました
ゴーヤやバジルが採れすぎてどうしようかと少しネガティブになっている時だったのですが思わず笑顔になれました
※ 種まきから水やりは1日1回16:00、18:30とかに (隣の自然栽培農家の)田んぼのぬるい水
※ 朝と夕の2回の水やりが望ましかったかなと思いつつ
※ 去年の夏蒔きは播種後に雨が続いたので水やりをそんなにしなかった、今年の春蒔きは草を畝上に乗せて水を撒いて乾燥防止としていた
購入種の方は芽の出方が少なかったこともあり地上にはまだほぼ出ていない
※ その後、ニンジンの発芽にばらつきが散見されたので蒔き直しを検討
(8/14 新しく芽出しを開始)(第二陣)(自家採取種)→ 8/18 少し芽が出始めたので朝から浸水せず、しかし夜に霧吹きしておく、なぜなら芽が出てる種が少ないように思えたので → 8/19 朝 芽が出てる種が結構増えた
(8/18 さらに追加で芽出しを開始)(第三陣)(自家採取種と、最初にまいたものと同じ購入種)
(8/20 さらに追加で芽出しを開始)(第四陣)(自家採取種)
8/2にニンジン第一陣を7畝蒔いてその後の地上への発芽に大きな差が出る
一番発芽が良い畝は
ここだった(この畝以外ほとんど良くない)
(画像 15:47撮影)
「この畝だけゴーヤ棚によって半日陰までとはいかなくとも西日がかからない」
「そのために乾燥を比較的防げたのが良かったと思う」
「この畝の中でも西日が残る畝の左の方はやはり発芽が少ない」
地上への発芽にばらつきが出た、また発芽後に数多く消えた原因は総じて「乾燥」だと思った
前提1:8/2に畑に種を蒔いてからの水やりは1日2回の日もあったが主に「1日1回」夕方(2日続けてはないが 0 の日もあり)(雨はほとんどなし)
前提2:地上への発芽が見られてからは水やりの頻度はさらに減った
→ 雨のない8月上旬の暑さの中、水やり1回は良くなかった
→ 2024は水やり1回だったが8月末に種を蒔いたため日照の軽減と雨の有無も幸いして育ったと思う、2025の春も水やり1回だったと思うが強くない日照や気温、また上に草を敷いて乾燥を防いでいたのが幸いしてよく発芽したと思う
→ 夏蒔きは雨が期待できないなら「1日2回の水やり」「乾燥防止のための籾殻や草などの措置」「種まき時期を急がない、8月後半にまく」「半日陰を作る」などを意識するといいかもしれない
朝日から西日まで当たり続ける畝の場合、やはり発芽は良くなく、また発芽後も乾燥や暑い時間帯の水やりなどでダメにしてしまったと思ってる
第二陣の種蒔きは8/19を予定してるのでまた日照りや暑さへの対策はくれぐれも注意したい
ニンジン第二陣 播種
第一陣(条間20cm)の発芽率が悪いが育ってくれた株を無にすることはできず、その間に蒔く(結果的に条間10cm)
第二陣以降、播種後に全て刈草で保湿する
→ 8/22 には地上へ発芽確認
ニンジン第四陣 播種(これも結果的に条間10cm)
(第三陣より第四陣の方が芽の出方が良かったので先に蒔く)
まだ植ってるニンジンの種を畝で空いてる部分にその場で4条分まく(つまり浸水はしてない)
お試しでかなり雑に蒔く
株間15cmほどで他と同様に刈草で保湿する
ニンジン第三陣 播種(これだけY3)
これまでSJに7畝、十分に蒔いたのでもう不要と思いつつも芽が出た種を無にすることができず、春蒔きでほぼ全滅したY3に撒くことにした
(前作: 生育初期に虫に滅ぼされたニンジン→その後 雑草地)
種の芽はかなり伸び、軽く緑化してるのも散見された
※ 第三陣の購入種は相変わらず芽出しが良くなく、この時点でSJの第一陣の購入種ゾーンに蒔き足した
8/19に蒔いたニンジン第二陣
8/30同日、8/25に蒔いた第四陣も概ね良好に地上に発芽している
8/27に蒔いた緑化の第三陣・自家採取種もかなり順調に発芽している
8/25に株から採ってすぐ雑に蒔いた種が凄まじく発芽している
間引きが大変だけど大きな学びだった
色々残して分かりづらい記録になってしまった気がするがここまでで概ね感じたことは
・芽出しは種の休眠が短いほど早く芽が出る気がする(株からの「切り離し」か「バラした」後の時間が短いほど芽の出方は早かった)
・ちょろっと芽が出たら播種するのではなく、少し根が伸びたくらいの種、または軽く緑化した種の方が地上への発芽は良い
・播種後は水やり・保湿が重要、乾燥はダメ、半日陰のような畝の方が地上への発芽が明らかに良い
・発芽後もしばらくは水やり・保湿が必要、特に8月前半などの暑い時
前年のニンジンからたくさんの種が採れたのでできたことだったが来季に活かせそうな記録が取れて良かった
ただ最終的に美味しいニンジンができるかどうかはもちろんまだ分からない
9/3同日
第一陣に最近ちらほら目に入っていた食害
ほぼ全滅させられた春蒔きニンジンの悪夢が本当蘇りました
クロウリハムシ?
イモムシ
第一陣は(テストの意味合いも含めた)8/2に早めに播種したニンジンだったのですが、まだ暑い中、虫たちの食べ頃に育ってしまったのかやられ始めました
細かいことを言えばこの食害の多い第一陣の横に(9/2に)1条分だけ株から採ってすぐの種を蒔いた第五陣もあるのですがもしかしたら「遅蒔きが良い」という結果が出るかもしれません、発芽的にも食害的にも総じて
第一から第五とずらして色々蒔いたので引き続き観察していこうと思います
(続く)
・結果的に昨年より早いスタートを切ったので今回失敗しても猶予があるかなと思いつつ、元気に育ってくれるのか見守っていこうと思います → 早めに始めたことにより暑さ対策(乾燥)が不十分で第一陣はほとんど失敗だと思ってる → 食害にも遭い始めた
・芽出しに関しては第二陣は浸水時間が長い(朝から夕ではなく夜まで)となってしまったため酸欠?で芽の出方が少し遅れた可能性がある
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