食べたいけど高くて買いにくい野菜が私にはたくさんあるのですがそのうちの一つのカボチャ
カボチャに困らない人生を送るために育ててみることにしました
ポットに播種/各3粒
※ 東京芳香かぼちゃ(グリーンフィールドプロジェクト購入 通販)
※ ねっとり系(日本カボチャ?)
→ 4/24には発芽確認してる
もう一種のカボチャ ポットに播種/各2粒
※ 飛騨南瓜(松尾農園購入 通販)
※ ホクホク系(西洋カボチャ?)
こちらは商標登録の関係で種の品名は違いますが俗にいう「宿難南瓜(すくなかぼちゃ)」というものでとてもおいしい高級品種とのことで絶対に食べてみたい
→ 4/27には発芽確認してる
間引いて大きなポットへ鉢上げ
苗がとても元気そうで綺麗で
1時間近く間引けなかった
結局ハサミで間引いた苗を水に挿してたら発根し、土入りポットへ移したらその後育ってくれました
(無理に生かしてるような気もして申し訳なさもありつつ)
東京芳香かぼちゃ 7株 Y3へ定植
飛騨南瓜 5株 Y3へ定植(5/23)
前作なし
元気そうだった苗たちも定植翌日から
どんどん虫にやられていきました
犯人はウリハムシ
畑に定植するまではとても元気に育ってくれてた様子だったので悲しさや怒りや焦りで大変でした
やれるウリハムシ対策は色々やりました
・銀シートを株周りに敷く
・ネギを近くに植える
・行燈を立てる(手持ちの関係で最初「黒」行燈、翌日「透明」行燈に替える)
前者2つはほぼ効果を感じず
最終的な行燈支柱は日差しや通気を確保したかったために高さを高くしなかったためかウリハムシの侵入を完全に防ぐまでには至らずでした(下を塞いでても)
ただ一定の効果はあったように思えます
対策が間に合わずポットで頑張って育ってくれた間引き苗を畑に植えたりもしましたが真っ先に狙われてほとんどが食い尽くされました
弱肉強食な世界は好みませんがそれが自然なのかと考えさせられる場面でした
全滅もよぎったのですがカボチャの力は強く育っていってくれました
行燈を外せば猛襲に遭うかもしれないとなかなか外せなかったのですが窮屈な世界から解放してあげたかったのと、通気の悪さによるのかうどん粉病のような症状も散見されたので思い切って外すことにしました
以降、どんどん成長していってくれて
東京芳香かぼちゃ
飛騨南瓜も育ってくれてます
厳しい環境の中で生き残ってくれたカボチャたちにはたくさんの感謝と感動が溢れていて特に飛騨南瓜はその姿に見るたびにうっとりしてしまいます
ただ、
萎れてる!(東京カボチャ)
これは前日に付近を草刈りしていて引っ掛けたかと思ってるのですが大きな東京かぼちゃが2つなっていて、しかもハサミで切られた間引きかぼちゃが強く頑張って育ってくれたものでした
悲し過ぎます
本当ごめんなさい
カボチャを育てるのは初めてだったので取りどきを探ってました
様子を見てみようとカボチャを探します
しかしどこにあるのかいくつかの記憶を頼りに探します
※ 来季はカボチャのある場所に目印を残そうと思います
確か一番最初に実となってくれたこの子の裏を見たところ虫食いが散見されたので試しにハサミで採ってみました
私が食べられるところがあれば虫食いは構わないのでとにかく痛んでなくて、腐ってなくて良かったとホッとしました
その勢いで他のカボチャも裏を確認しようとすると自然にもげて採れました(採りごろだったのかな)
どれも虫食いがありましたが腐ってなくて良かった
そして待ちに待った飛騨南瓜(すくなかぼちゃ、宿儺かぼちゃ)も裏をみようとしたら自然に採れました
これは虫食いもなく、そして猿や獣にやられることもなく本当に良かった
※ 重量: 2kg
人生初のカボチャたち、すごく嬉しい
(自分のミスで萎れさせてしまったカボチャ2個も含まれてます)
東京芳香かぼちゃ(日本カボチャ)の方は帰宅後早速半分食べてみましたが味が薄く「あれ?」という感じでしたが何か幸せでした(スキレット&米油)
翌日残り半分をオーブンで素焼きにして食べたら満たされる美味しさがありました
初日は期待度の高さや油の使用、食材の熱さもあって味を薄く感じた気がします
素焼き後は冷めてから口に入れたのでしっかり味わえました
飛騨南瓜の方は少し寝かすと食味が良くなるようなので楽しみです
(期待しすぎては良くないと思いつつもとても楽しみ)
※ 8/16に食べた芳香かぼちゃ(素焼き)はかなり美味しかったです甘くて香りもあり、これは個体差なのか寝かしたからなのか分からないのですが幸せでした
ずっと見守ってきた飛騨南瓜 2本目
近くの木に蔦が登り下端だけ地面についた状態で育ってました
虫が日に日に集まっていて食べ頃だったのでしょうか、その風味に期待してしまいます
少し捻ったら蔦から取れたので収穫しました
最初の大きな飛騨南瓜同様に虫の食害を許さず無傷の状態でいてくれました(約1.3kg)
そして育ちきれなかった小さい飛騨南瓜2本と小さい東京芳香カボチャ1つで今シーズンのカボチャは終了しようと思います
東京芳香カボチャ(日本カボチャ)は大きく育ってくれたものはとても美味しい、甘くて風味があり最高のスイーツでした
8/9 に収穫した飛騨南瓜(宿儺カボチャ・すくなかぼちゃ)(西洋カボチャ?)はまだ寝かしていて口にしてませんがそろそろ食べてみようと思ってます
定植時は東京カボチャは7株、飛騨南瓜は5株
その後虫害に遭い、間引きカボチャをいくつか足して最終的に何株定植して、何株やられたか把握できなかったのですが収穫した実りとしては「東京7:飛騨4」くらいの結果でしょうか、大小含めて
「カボチャに困らない人生」とまではいきませんでしたがカボチャに憧れがあったので豊かなものを貰えました
獣害を恐れて栽培には躊躇するものがあったのですが育てて本当に良かった
たまたま被害がなかっただけかもしれませんが来年も栽培しようと思います、またサツマイモも獣害を理由に我慢してたのですが獣害が避けられるのであればサツマイモもやりたいので来年はチャレンジしたく思いました
収穫した飛騨南瓜(宿儺カボチャ、すくなかぼちゃ)を楽しみ日々過ごそうと思います
(続く)
・のびのび育ってもらいたいと周りの草を刈る時は細心かつ細心の注意を払わなければならない、またはかぼちゃが伸びたがってそうな先以外の草は刈らないと肝に銘じました
・カボチャの茂みに立ち入るときも茎を踏み断つ可能性があるので注意する
・やはりかぼちゃはすごく伸びるので植える場所はよく計画しなければならない
・異なる品種のカボチャを隣同士で植えた場所もあるので交雑した可能性もある、種を取りたかったので来年は気をつけよう
・ここまで頑張ってくれたカボチャたちが猿やイノシシなどの獣害にあったら立ち直れる自信なし → 獣害なく本当に良かった